ハベル(ヴァーツラフ=) Havel ( Vaclav )(チェック語)

 …「ケルト(「卓越した者」)人」(「より偉大な栄光」)。

  cf. 姓のハベルは、ラテン語名ガリア Garllia のチェック語名。

   ローマ人による呼称で、ラテン語のガリー Galli 「ガリー人」に地名接尾語の -ia

  を付けたもの。ケルト Celt は、自称で「卓越した者」の意味 。

   ガリアの他の呼び名は、フランス語でゴール Gaule ( Gualle )、スコットランド

  やアイルランド語で Gael ゲール、英語でガル Gall 。

   名のヴァーツラフは、10世紀前半のボヘミア(ベーメン)王の名に由来。初めて

  ボヘミアを統一するとともに、カトリック化に努力した人物として敬慕されている。

   スラヴ語の ventie 「より偉大な」と slav 「栄光」で構成され、後者はスラブ人 slaves

  と同じ。